長かった残暑が去ったかと思うと、一気に秋も深まって肌寒くなりました。
先日、仕事の関係で甲州のワイナリーを取材する機会を頂きました。
時は、甲州ブドウ収穫真っ最中。
富士山と南アルプスに見守られた甲府盆地には、甘いブドウの香りが漂っていました。
秋も深まれば、あのブドウ畑も次第に秋色に染まり始めます。昇仙峡の紅葉とともに、秋の色彩を堪能しに訪れたくなります。
日本のワイン作りのきめの細やかさ、そしてその産業に携わる人々の、ワインへのひたむきな情熱、その技術へ感銘を受けつつ、甲州街道を帰京した夜でした。
そして11月は、新酒の季節。天候に恵まれた今年の甲州ワインは、期待年だそうで楽しみです。
ほとんど知らなかった日本産ワインの世界を垣間見る機会を頂いたのですが、
長きに渡る日本のワイン技術への切磋琢磨も、やはり 、本場フランスの生産技術を
学ぶことで向上したのでした。
フランスに留学して技術を学ぶ歴史は明治にはじまり、今日でも甲州には、ワインの醸造技術をフランス等の本場海外でまなび、帰郷してワイン作りに励む若者も少なくないそうです。
そしてやはり、本場フランスのボジョレーも、新酒の季節。今年ももうすぐ、ボジョレーヌーボーの解禁です!
実は、Semi di SakuraのPhilip Giordanoが昨年に続き、今年も国立市の老舗酒屋であるSEKIYAさんが出される、”国立ボジョレーヌーボー”のエチケットをデザインしています。樽にのぼった黒猫の、まっすぐで強い眼差しが印象的なデザインです。
SEKIYAさんでの店頭予約がはじまっています。
http://www.sekiya.co.jp/sake/index.html
昨年のフィリップラベルは、販売すぐに完売してしまった人気だったそうです!是非、早めにチェックしてみてください。
また、私たちSemi di Sakuraでも、11月15日の解禁日に、ボジョレーでのパーティーを御茶ノ水オフィスにて企画しています。 詳細については、このページで今後UPしていく予定ですので、よろしくお願い致します。
沢辺