Pocket Orchestralで本会が特集されました。

多摩エリアに広く配布されている文化情報誌「Pocket Orchestral」。地域づくり発展のためにと、東京都国立市の老舗酒屋SEKIYA様が発行しているフリーペーパーです。
この度、春号(3月発行)Pocket Orchestralに、本会の渡部会長と西村副会長の対談が掲載されました。

本会がイタリアに寄贈している櫻の原木となっている木々の一部が、国立市の桜であることに因んでの特集です。

渡部会長と西村副会長が、イタリアへの思い、またイタリアから日本のまちづくりが学べることなどについて対談しています。

その他、本会の桜が寄贈されているトスカーナ・ルッカ市からは、ルッカの桜守をしてくださっているルッカ・イタリア料理学院校長のジャンルーカ・パルディー二先生がコメントを寄せてくださいました。

さらに今回の春号は、イタリアに国立市の桜の子孫が渡ったことを記念して、
イタリア(ローマ)在住で、本会を応援してくれている国際的に活躍するイラストレーター・絵本作家のGianluca Foliさんに描き下ろしていただきました!!

国立のシンボルの鳥であるシジュウカラが、桜の木にとまって春の訪れを告げるという柔らかなイメージです。
このイメージの上に描かれた書は、SEKIYAの関喜一社長直筆ですが、とても美しく桜のイラストとマッチしています。

Pocket Orchetral全ページは、下記のURLからPDFデータ(高画質)もご覧いただけます。http://goto.world.coocan.jp/po/02.pdf

Pocket Orchestralでは、国立市大学通の櫻の歴史や、桜にまつわるお酒の特集など、盛りだくさんな内容になっております。
是非、ご一読ください!

 

 

 

 

トスカーナ・チェルタルドからの櫻だより

群馬県甘楽町と姉妹都市であるトスカーナ・チェルタルド。
『デカメロン』の作者、ボッカッチオの生誕の町として有名です。
チェルタルドに住む本会会員・稲葉美代子さんより、心温まる櫻便りが届きました。

甘楽町はチェルタルド市と文化、教育、経済交流を通じて長年親交を深めていますが、稲葉さんは、この甘楽町のチェルタルド海外駐在事務所所長であられます。

稲葉さん、お便りをありがとうございました。

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厳寒の冬を乗り越えた櫻子の生命力

チェルタルドの風景(写真:稲葉美代子)

日伊櫻の会会員の皆さまこんにちは。

早いもので暦も三月半ばとなりました。私が暮らすイタリアトスカーナ州チェルタルド市では、いつの間にか周辺を囲む丘陵地が一面淡い緑色の草に覆われ、また桃や杏の花々が満開となり春を満喫できる今日この頃です。

そんな中、以前様子をお伝えさせて頂きました櫻子の様子を見に行って来ました。
枝のあちこちから顔を出した緑色の葉々が開いていて、その姿に心から深い感動を覚えました。新しい命の芽吹きのように思えてなりません。また幹や枝も少し太く丈夫になったように感じました。冬眠していたのに不思議です。

年明けより、連日最低気温がマイナス15度を超えるような例年にない極寒の冬となりましたゆえ、大変厳しい寒さに耐え負けずにそれを乗り越えた櫻子の強い生命力。
本当に勇気づけられる私です。

もしかしたら花が咲くかもしれないというほのかな期待を抱いておりますが、そんな夢が叶う日が来ることを願うばかりです。

 

在イタリア・チェルタルド市

日伊櫻の会会員 稲葉美代子

 

櫻子が寄贈されているプレトリオ宮殿(上記写真全て撮影:稲葉美代子)

 

フィレンツエからの櫻便り

春の柔らかな日差しが感じられるようになった昨今、
フィレンツエの本会会員・中川章子さんから、嬉しい櫻便りが届きました。

フィレンツエでは、最近、春の花が一気に開花しはじめたそうです。
そんななか、本会から寄贈した櫻が植えられているサンドナート公園でも
櫻たちが多くの蕾をつけており、すでに3本の木は花がほころび出していたようです。
櫻の写真もお送りいただきました。

昨年より1週間近く早いペースだということです。
日本からも少し早い開花になりました。

フィレンツエの櫻も満開になることが楽しみです。
章子さん、お便りありがとうございました!