Sakura&Art in Italia~櫻視察報告会~

日伊櫻の会は、4月上旬にイタリアに植樹した櫻たち約650本の視察を実施しました。今回は、その視察の報告会を実施します。また、視察報告と共に今回の各地域訪問で発見した、それぞれのイタリア地域面白いエピソードも交えながら紹介致します!

更に、本会の活動の一つの軸である「子供達のための芸術交流」という視点から、今回実施したレッジョ・エミリアの教育アプローチについての視察報告も合わせて実施します。
この報告は、この度視察に同行した本会会員・吉田ゆりあさんに行なって頂きます。吉田さんは今回の報告後渡英し、児童文学研究をロンドンで実施します。

上記のような内容をもとにしながら、お越しの皆様にて楽しく交流して頂く場にしたいと思います。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

講演者:吉田 ゆりあさん プロファイル

青山学院大学文学部卒。在学中より音楽演奏奉仕活動や、NYでの美術館巡りなどを通して、日本と西洋のつながりを模索する。卒業後、The Art Students League of New York、Denison UniversityでのArt留学や日本語・日本文化教師をしたことをきっかけに、芸術教育に興味を持つ。日本では幼児芸術教育を勉強しつつ、バイリンガル幼児園にて英語を教える。
ロンドン大学ゴールドスミス教育学部児童文学学科留学を控えており、ルイスキャロルを中心に英国児童文学や教育等を研究予定。パリにある国連ユネスコ本部のお庭でコンテンポラリーなお茶会を開くことが夢。

日時:2015年5月20日 (水)

18:00~ 開場
18:30~ 報告会スタート (~20:00)
21:00   閉場

場所:日伊櫻の会事務局
千代田区神田駿河台3-3EVEビル4F

エントランス料金:1000円 (ワンドリンクチケット付)
*軽食と飲み物を販売致します。

連絡先:03-3293-2012(代表) info_ciliegi@nichii-sakura.com

Firenze, San Donato公園への植樹

今月、4月9日に日伊櫻の会がフィレンツエ市に寄贈しておりました櫻のうち30本が、サンドナート公園に新たに植樹されました。

サンドナート公園は、サンドナート地区という、フィレンツエでの再開発が行なわれているエリア内に位置します。
サンドナート地区は、フィレンツエ旧市街から空港へ行く途中にある新しい公園です。

上記写真は、左側が庭師のジョルジョさん。中央がサンドナード公園・庭師ジュリオさん。右側が本会会員であられるフィレンツエ市在住の中川章子さんです。

フィレンツエ市をはじめとし、イタリアに植樹された櫻達のケアにおいて、
中川さんには長年、様々なお力を頂いております。本当にありがとうございます!

また、San Donato公園の植樹におきましては、EVEコミュニケーションズグループの現地法人(フィレンツエ市)の公認会計士であられたペコリ先生、バルバラさんに大変ご尽力頂きました。
お二方には心より御礼申し上げます。

中川さんによると、櫻たちも現在は、櫻の種(赤い実)を少し付け始めているそうです。フィレンツエの土地でもすくすく元気にしているようで、大変嬉しく思います。
サンドナート地区に新たに植樹された櫻たちが元気に成長し、フィレンツエ市民の皆さんに愛されることを、本会も願っております。

また、ゴールデンウィークの連休あけには、4月のイタリア視察のご報告会を、本会事務所にて実施したいと思っております。

また上記につきましては追ってご報告致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。

イタリア櫻視察ご報告 

愛おしい満開の櫻ののち、若葉の美しい季節となりました。

さて、この度、日伊櫻の会は、4月4日より8日の5日間におきまして、本会がイタリアの自治体に寄贈植樹して参りました櫻の視察に行って来ました。フィレンツエ、チェルタルド、ルッカ、カンピ・ビゼンツィオ、シエナ、ボローニャ、サンマリノ共和国の7地域です。

いずれの自治体におきましても、日本の櫻を日伊友好関係の証とし、丁寧に心を込めて育てて下さっていました!
特に、早い時期に櫻が植樹されましたボローニャや、ルッカの櫻たちは成長も早く、既に4メートル程にも成長して、本当に感激しました。
イタリアの豊かな風土が、日本の櫻たちにとっても好ましいものであることが分かりました。

この度は、会員の皆様のご協力により、イタリアの櫻たちの視察が実現可能となりましたこと、心より厚く御礼申し上げます。
これからも、イタリアに渡ったこの櫻たちが、日伊友好のシンボルとして健やかに成長していきますことを、会員の皆様方に末永く見守って頂き、今後とも引き続きご支援賜りたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

フィレンツエ市(アンコネッラ公園)

 


カンピ・ビゼンツィオ市(市役所前公園)

ルッカ市(Ostello S.Frediano)

 

シエナ市(Unita d’Italia公園)

 

ボローニャ市(マルゲリータ公園)

 

サンマリノ共和国(サンマリノ神社境内)

 

チェルタルド市
左より:Orsi会長(国際文化交流推進協会)、Mariani氏 (チェルタルド市役所職員)、稲葉所長(甘楽町チェルタルド駐在事務所)、当会会長、Conforti氏(チェルタルド市評議員)

 

 

平成遣欧少年使節、キエーティ市に櫻を植樹

イタリア・アブルッツオ州のキエーティ市は、キリシタン王国であった有馬のセミナリヨ設立や天正遣欧少年使節派遣を企画した、アレッサンドロ・ヴァリニャーノ神父の出身地です。
ヴァリニャーノ神父は、キリシタン時代の日本を訪れたイエズス会員で、カトリック教会の司祭でした。イエズス会東インド管区の巡察師として活躍した人物でした。

1582年(天正10年)、セミナリヨで学んだ4人の少年が、ヴァリニャーノ神父の企画した天正遣欧少年使節としてヨーロッパへ渡ります。
彼らこそが、日本初のヨーロッパ訪問団でした。ヨーロッパで少年使節は大歓迎されて、ローマ教皇にも謁見する偉業を果たしたそうです。

実はこうした歴史は、現在でも大切に地域にて引き継がれています。
有馬のセミナリヨが作られた長崎県・南島原市は、「平成遣欧少年使節」として市の中学生を2012年度よりイタリアに派遣、市の国際交流事業に位置づけられています。

そして本年の1月下旬、平成遣欧少年使節は南島原市からイタリアに渡り、ローマ法王に面会。更に、使節の中学生たちは、 ヴァリニャーノ神父の故郷であるキエーティにて、南島原市とキエーティ市との友好の証として櫻を植樹しました。

日伊櫻の会は、このキエーティ市と南島原市との友好の証として植樹された10本の櫻をこの度寄贈しました。



(上記写真は南島原市HPより)

今後の両市の更なる交流の発展を、本会も応援していきたいと思います。


キエーティ市より南島原市へ寄贈されたヴァリニャーノの銅像(口之津港)

関連記事
南島原市HPより
http://www.city.minamishimabara.lg.jp/sekaiisan/kiji/pub/detail.aspx?c_id=108&id=1068&pg=1

「おとなのためのお絵描き教室」        

日伊櫻の会×芸術造形研究所 コラボレーション企画

『おとなのためのお絵描き教室』

お絵描きを通して、右脳を活性化!感性を豊かにして、サビない脳を持ちましょう。

御茶ノ水に位置する芸術造形研究所は、臨床美術(クリニカルアート)を広く社会に伝え、芸術を通した感性豊かな未来作りの活動をしています。この度日伊櫻の会は芸術造形研究所とコレボレーションして、臨床美術の手法を取り入れながら「おとなのためのお絵描き教室」を開催致します。

イタリアは芸術を愛する国。芸術造形研究所の西田清子社長によれば、この事業開始にあたって、西田社長がイタリアで得たインスピレーションが重要だったとのことです。このイベントでは、臨床美術について、また同時にイタリアへの想いについて、西田社長にお話し頂きます。
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臨床美術とは?
→芸術造形研究所HP参照記事(下記)お読み下さい。
http://www.zoukei.co.jp/theraphy/

講師 蜂谷 和郎さん
(東京芸術大学美術学部彫刻科卒業/臨床美術士1級/日本臨床美術教会理事/臨床美術学会常任理事)

 

日時:2015年3月19日(木)

時間:17時30分〜19時

場所:日伊櫻の会
東京都千代田区神田駿河台3−3EVEビル4F

料金:2000円(お茶とお菓子付き)
*画材などは 準備しております。手ぶらでお越し下さい!

予約:03-3293-2012 (代表)   info_ciliegi@nichii-sakura.com

*画材の準備の関係上、事前にご予約をお願い致します。

芸術造形研究所HP :http://www.zoukei.co.jp/  

 

 

Art Gallery KIAN「伊山由香個展 全てには終わりはあるが ソーセージには2つある」

本会会員の石川季世乃さんが代表を務める「KIAN」アートギャラリーからのお知らせです。今月28日より、自由が丘アートギャラリー「KIAN」さんにて、伊山由香さんの個展が開催されます。版画シルクスクリーンの技術を用いて制作した作品が展示されます。
皆様是非、足を御運び下さい。

 

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伊山由香 個展
「全てに終わりはあるが、ソーセージには2つある」

 

ドイツのことわざであります。

終わりがある事を知ったドイツ人は大好きなソーセージという言葉を合わせる事によってその意味を身近なものにしました。

 

ソーセージのもつ連続性は版画のもつ反復性に似ています。

それらは連続してたくさんの数を生産していくことができます。

しかし、ソーセージの連なりの中に同じものはひとつもありません。

版画も反復という特性を持ちながら、細部まで見ると同じものはつくれないというもどかしさがあります。

版画についての疑問、日常についての不安や愛しさに触れて制作していきたいとおもいます。

期間:2月28日(土)ー3月8日(日)
時間:12:00-18:00
3月7日のみ20時まで

*Thanks show with ソーセージ
3月7日 17時ー20時
DJ: 増田薫/サモハンキンポー/Hiraparr
Access
〒152-0035
東京都目黒区自由が丘1-3-21 2F
Phone:03-5731-6980
Mail:gallery@kian.co.jp

東急東横線 自由が丘駅 徒歩4分
東急大井町線 自由が丘駅 徒歩4分

 

さよなら、Anno del Cavallo! 〜日伊櫻の会☆大忘年会〜

晩秋の候 皆様におかれましては ますますご清栄のことと心よりお慶び申し上げます。

さて、午年、イタリア語でAnno del Cavalloの年も早いもので終わりに近づき、忘年会シーズンがやってまいりました。

日伊櫻の会は、会員の皆様への日頃の感謝の気持を込めて、“さよなら、Anno del Cavallo”と題し、忘年会を開催致します!開催予定の12月9日は、日伊櫻の会の母体であるEVEの創立記念日でもあります!

寒い季節、ホッとあったまる、美味しいお料理とお飲物をご用意してお待ちしております。当日のイベントでは、ミニコンサート等、盛りだくさんのあっと驚く催しを予定しています。乞うご期待!もちろん、「パフォーマーとして参加したい!」という方も大募集&大歓迎ですので、是非ご連絡下さい♪

皆様ご一緒に、2014年を振り返り、そして新たな年を迎えましょう!ぜひ皆様、万障お繰り合わせの上、ご参加下さいますようお願い申し上げます。

 

1. 日時  12月9日(火) 19:00スタート

2. 場所  レキシズルスペース/渡部商店内 (日伊櫻の会事務所同じビル3Fです。)
東京都千代田区神田駿河台3-3 EVEビル3F http://www.nabesho.net/gaiyou/map.html
JR御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩6分
メトロ新御茶ノ水駅・淡路町駅・小川町駅 B3出口 徒歩2分

3.  参加費 5,000円(食事代・ドリンクチケット3杯分)
*他にも各種お酒を取り揃えております。(ワンコイン・500円)

4. 予約連絡先:03-3293-2012 (代表) info_ciliegi@nichii-sakura.com

*会場は畳敷きのお部屋となっております。予めご了承下さい。

 

主催:日伊櫻の会 Associazione dei Ciliegi italo giapponese

Casa mia, ふくしま!

Casa mia, ふくしま!

11月5日 日伊櫻の会 秋の集いのお知らせ 

イタリアには、それぞれの地域や町に、古い歴史と地方文化があり、暮らす人々がそれらを大切に守ることで、個性豊かな地域性を保ってきました。それこそが、イタリアの最大の魅力となっています。
この度、日伊櫻の会はイタリア同様に歴史深く豊かな地方文化を育くんできた日本の福島県に注目し、福島県で育まれてきた文化をご紹介しながら、音楽と共に楽しむ夕べを開催します。また、当日はウンブリア州からもイタリア語学校校長をお招きして、イタリアの地方文化をご紹介します。
地方文化を介した日伊文化交流の夕べを、是非お楽しみ下さい。

 

内容:
プログラム1 ★福島の農業・食文化〜ヨシミファームのお話〜

米どころ福島県の矢吹町、自然農法のEM農法で「福運米」を栽培するヨシミファームの小川敬さんに、福島の土地の歴史や、EM農法について触れて頂きながら、福島・矢吹町のお米作りについてお話いただきます。震災後もヨシミファームは、すべて全量検査した、安心・安全な美味しいお米を作りを、続けてらっしゃいます。

当日は、ヨシミファームのとれたて新米「福運米」をおにぎりにて販売致しますので、是非その味をご堪能下さい!他にも、“Casa mia!ふくしま”では福島の地酒や、会津の郷土料理「こづゆ」、おでん等も夜店としてお楽しみ頂きます。開場で販売する飲食物は、すべて500円以下の料金です。収益は、イタリアの櫻たちの育成に使わせて頂きます。

プログラム2 ★日本の調べ〜尾田頼彦氏ミニ・コンサート〜

会津若松の鶴ヶ城が歌われた日本歌曲“荒城の月”、そして郷土への想いを歌った名曲”ふるさと”
この二つの名作を、イタリアや日本での数多くのコンサートにて活躍されてきたオペラ歌手・尾田頼彦氏に歌って頂きます。


尾田頼彦 プロファイル
北海道札幌市出身。国立音楽大学声楽課卒業。1981年よりオペラ「アイーダ」「椿姫」等の作曲家G・ヴェルティ生誕の地、イタリア・パルマ市“A・ボイート国立音楽院”に留学。ミラノ・スカラ座との契約をはじめ、ヨーロッパ各地の歌劇場、フェスティバル等に数々の舞台に出演。1999年に帰国後、日本でも数々のコンサート等で活躍。

プログラム3 ★ウンブリア州・トーディ町の歴史


“Casa mia”のイベントにちなんで、ウンブリア州トーディ町にあるイタリア学校 ”La Lingua la Vita”校のステファーニア・ ベッリ校長より、語学学校が位置するトーディ町の歴史や文化についてお話頂きます。イタリアの郷土文化を大切にする心から、日本が学べることはきっと盛りだくさんあると思います。当日は、ウンブリア直送のワインもお楽しみ下さい。

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“Casa mia, ふくしま!”

日時:11月5日(水)
開場    18:00
開場    19:00
閉場    22:30

場所:日伊櫻の会事務局 (NIDO)

東京都千代田区神田駿河台3-3 EVEビル4F

入場料:2000円(ウンブリア州イタリアワイン、ワングラス付)
*20時30以降にご来場のお客様は、1000円にて受付致します。

予約連絡先:03-3203-2012 (代表) info_ciliegi@nichii-sakura.com

主催:日伊櫻の会

協賛:ヨシミファーム、La Lingua La Vitaイタリア語学校

 

足利にて 銘仙展へ向けてリポート①

皆様こんにちは、日伊櫻の会(EVE文化事業部)の沢辺です。
しばらく更新が滞ってしまっておりました。失礼致しました。
気が付くと、とっても熱い夏がすぎて、過ごしやすい秋の季節が訪れました。昨日、現在私たちが足利市立美術館と共に企画中である、イタリア・パリでの絹織物”銘仙”展についての打ち合わせのために、本会会長と足利市を訪れました。

日伊櫻の会(EVE文化事業部)は現在、イタリア各地の自治体に既に渡った櫻を介したネットワークを通して、日本の絹文化をイタリアに発信しようと試みています。

絹文化といっても、では何に焦点をあたて発信していこうか?
私たちが注目したのは”銘仙”でした。
銘仙とは、大正昭和初期に大流行した絹の織物で、型紙によって糸に先染めし、それを平織りした着物です。足利、伊勢崎、秩父などが主要産地でした。これが当時の”大衆着”だったわけです。

銘仙はなんといっても、その斬新で自由で、溌剌としたデザインが魅力でした。補色を使ったり、蛍光色を入れたり。大柄で、とにかく派手なものが沢山あります。デザインも自由、自由、というかもやは、なんでもあり、といった感じです。

ですが竹下夢二や杉浦非水など、当時活躍した一流デザイナーたちも銘仙デザインに関係していましたし、高島屋や三越など、一流百貨店がマーケティングしていた商品でした。
銘仙のデザインは、正に、それまで長く鎖国していた日本に、急激に海外のデザインやアートが入って来たことの強い刺激があってこそ生まれ得たもので、正にデザインにおける東西文化の接触、交流を象徴しています。

着物という日本在来の形を保ちながらも、そのデザインには日本の西洋との出会いが伺えるという点で、イタリア、ヨーロッパに発信していく絹文化として銘仙はとても意義深いものと思い、現在展示に向けて活動しています。

そうした文化の担い手となったのが、足利市だったのです。昨日は、 2016年の展示に向けて、足利市立美術館と打ち合わせをしてきました。イタリアでの展示の監修を努めて下さるのは、足利市立美術館の大森哲也先生です。先生は、これまで足利市立美術館等で、足利の銘仙展を企画されてきていらっしゃり、銘仙の研究者であられます。
そして大森先生がお声掛け下さって、銘仙のコレクターの方々や、銘仙を数多く所有されている施設・桐生織塾の方にお集り頂きました。


(銘仙コレクター桐生正子さんと、桐生さんのコレクション。様々な珍しい柄の銘仙をコレクションされており、昨日は、コレクションの一部をお持ち下さりました。)

こんなに自由で色鮮やかな着物を、昔の女性達が普通に纏っていたというのは驚きです。桐生さんは、銘仙を”着ると元気になる着物”だとおっしゃっていました。

こうなると、もはや油絵のようです。テキスタイルに、プリントしているのかと思ってしまうかもしれませんが、そうではなく糸に先に色をつけて織っています。とても手がこっている技術です。

こうした銘仙、今見ても色あせませんが、その黄金期は昭和初期、今からもう100年も近く前になるわけです。
100年前、それは社会そのものが大きく変化し、女性達の社会的な役割も変わっていって、未来への夢や意識も大きく変わった頃だったはずですが、そういった時代に女性達が”着ると元気になる”銘仙を纏っていたという事実は、なんだか感慨深く思えました。

ですが、こうした銘仙のデザインは、今も新たなプロダクトへのインスピレーションを与えています。(リポート②へ続きます)

Make Our Tree Bloom を行いました!

8月12日(火)に、御茶ノ水にある日伊櫻の会事務所にて、フィリップ・ジョルダーノワークショップ『Make our tree boom 』を行いました。

参加者それぞれの視点から、自由に櫻を描いて頂きました。
不思議な事に、年齢層も様々な参加者一人一人が描く櫻は全く違うのに、
完成してみると、とってもユニークで魅力的な、素晴らしい大きな櫻の木が完成しました!!本当に、どれもとっても素敵です!

フィリップ・ジョルダーノさんは、このワークショップをよくイタリアの幼稚園などで行っていたそうです。

イタリアは、様々な民族、文化の人々が暮らしているので、それぞれの文化を尊重しながらいかに共に生きるか、ということを、絵を描くことを通して子供達に知ってもらうためのワークショップだったということです。

本会では、今後ともフィリップ・ジョルダーノさんと共にワークショップを展開していく予定です。

ご参加下さったみなさん、本当にありがとうございました!